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SONY NW-E5

●小ささを求めるなら

 音楽をPCで管理するのは面倒だなぁとは思うんだけど、MDウォークマンの小型化には限界があり、どう考えてもメモリータイプよりは小さくならない。そんな事をなんとなく考えていた頃、ソニーからネットワークウォークマンの限定版が発表された。うーん、これでも買ってみるか。

販売元:ソニーマーケティング株式会社
製品名:ネットワークウォークマン「NW-E5」
購入価格:39,800円/2000年12月

●比較的かっこいいボディ

 まずデザインについて。”比較的かっこいい”と書いたけど、それは他のMP3ウォークマンと比べてのこと。他はちょっとひどすぎだと思うんだけど、なんで売れてるのかなぁ。Rioなんか特に。で、うたい文句にもあるように、ボディは上質なクロームメッキ仕上げ。はじめは、なんかピカピカ安っぽいなぁと思っていたんだけど、使っているうちに悪くないかもと考えを改めた。傷、汚れが付きにくい感じがいいね。
 サイズは100円ライターを二回りほど大きくしたくらいで、重量は45グラム。将来的にはもっと小さく、軽くなってほしいけど、現時点としてはこれくらいで文句無し。

見た目はこんな感じ。
かっこいい?

 次は使い勝手について。液晶は曲名を表示するには充分の大きさ。英数字はもちろん、漢字、カタカナも当たり前に表示できる。ここは日本ですからね。操作系はボタン6つに加え、曲間移動のためのツマミ、HOLDのスイッチ。ツマミの真ん中に再生、停止のボタンがある。特に不満は無し。

このツマミで、
再生・停止・次曲・前曲が
操作できる

 再生時間は、単4型乾電池1本で約5時間、もしくは、単4型ニッケル水素充電池で約4時間。なにしろボディのサイズが極小なので、これ以上は難しいのでしょう。で、頻繁に電池を取り替えることになるわけなんだけど、ここで謎が1つ。電池を取り替えると、なぜ再生していた曲やPLAYMODEを忘れちゃうんでしょうか?(素早く取り替えると大丈夫のような気もするけど・・・)

●OpenMGに振り回される

 PC側には、OpenMG Jukeboxという専用のソフトが用意されている。Windows2000にも対応しているのが嬉しい。ネットワークウォークマンはATRAC3という圧縮方式にしか対応していないので、このソフトで音楽CDから取り込むか、WAVかMP3を変換して取り込むことになる。MP3は直接再生できないので、これが嫌な人にはおすすめできない。という俺も嫌でたまらないんだけど・・・
 なぜ嫌なのかを説明するには、このOpenMGの仕組みを説明する必要があるんだけど、面倒なので省略して、不満点のみを挙げてみる。ATRAC3に変換したデータは、それを変換した以外のPCにコピーできない。また、同PCの別フォルダにもコピー、移動できない。そのPCのドライブ構成が変わったりしてもダメらしい。バックアップはできるんだけど、非常に面倒。トラブルも有り。ここまで気を使って管理しなくちゃダメなんて信じられません。ということでA型の俺は、ファイル管理は全部MP3で行って、ネットワークウォークマンに入れる曲だけATRAC3に変換しています。
 それにしてもソニーは、このOpenMG方式の機器と、MP3をそのまま再生できる機器の両方を発売していて、方針が定まっていない。世界のソニーもいい加減なもんだ。

OpenMG Jukebox 2.0

●イヤフォンをバージョンアップ

 音楽機器なので、重要なのは音質。OpenMGJukeboxではビットレートを3段階で選択できて、俺は真ん中の105kbpsというのを使っている。もう1個上にしてもいいんだけど、聴き比べても違いが分からないもので。というか、松・竹・梅ってあったら、なんとなく竹を選んじゃうでしょ?それだけ。

ビットレート 最大録音時間
132kbps 約90分
105kbps 約120分
66kbps 約180分

 そんなことよりも、聴いて明らかに音質が向上したと分かる工夫は、付属のイヤフォンを捨てるということ。つまりは別のに換えると。俺自身はソニーのMDR-E847SPという2,500円くらいのを使っていて、そんなに高級なものではないんだけど、それでも聴き比べるとはっきりとした違いが分かる。プレイヤーはどんどん買い換えていっても、どうせ付属のイヤフォンは安物だろうから、自分で満足のいく一つを用意しておくというのが賢い消費者でしょう。PCは買い換えても、ディスプレイやキーボードは前のを使い続けるのと一緒の感覚。最高級モデルのこれなんかいかが?

●評価

 OpenMGに不満があって何度も処分しようかと思ったんだけど、結局はそのまま使い続けている。理由は、買い換えにはお金がかかるのと、それ以上に買い換えたいと思わせるようなプレイヤーがどこからも出てこない、というなんとも消極的なもの。どうせ買うなら、新しいCLIEなんかも出てきたし、後々の広がりを考えてメモリースティック対応の方が良かったかもと、ちょっと後悔しています。とはいえ、MDに比べると劇的に小さくなって、毎日使っていることも確かなんですが。

アクトンテクノロジィ SMC7004BR

●ハブが欲しかっただけなのに

 自宅のPCが2台体制となり、さらにもう1台追加する計画があったため、LANを組むことにした。そのために必要なのはハブ。できれば、10BASE-Tと100BASE-TXが共存できるスイッチングハブ。値段を調べてみると、5ポートで4000円~6000円くらいが相場らしい。結構高いんだなぁと思って、ふと横を見るとブロードバンドルータが。箱には「ADSL、CATV対応」と、うらやましいことが書いてある。急に、今は使わなくても、将来のためにはこっちのほうがいいのかもという気がしてきた。こちらの相場は16000円~20000円くらい。差額は10000円弱。投資額としてはちょっと大きい。どうしよう。
 店頭、ウェブを見ては悩んでいたある日、すばらしい製品を発見!それは、もちろんADSL対応で、なおかつ、シリアルポートにモデムやTAをつなぐと、ダイヤルアップルータ代わりに利用できる!おまけに、プリントサーバー機能まで搭載という、なんでもありの製品だ。購入決定。

販売元:アクトンテクノジィ株式会社
製品名:broadDirect「SMC7004BR」
購入価格:15,800円/2001年4月

●これがネットワーク機器だ

 箱の中にはルータ本体の他、LANケーブル、電源アダプタ、インストールCD-ROM、マニュアルなどが入っている。ルータは、たくさんの機能がつまっているわりには大きくないサイズ、外装はスチール、いかにもネットワーク機器という感じの落ち着いたデザイン。そこそこの重量で、安定感もありそうだ。

開封したところ

 もう少し外観を説明ということで、どのようなポートがあるのか写真を載せておく。

前面:
LANポート(LAN側)×4・・・当初の目的であった4ポートハブ
背面:
パラレルポート×1・・・USBプリンタはつなげません
LANポート(WAN側)×1
シリアルポート×1・・・ここにダイヤルアップするモデム・TAをつなぐ

●スマートに設置

 まずは機器の接続から。シリアルポートにTA子機「AtermRS-20」を接続。LANポートにはPCを接続。電源も接続し、スイッチオン!オレンジとグリーンのLEDがピカピカ光っている。マニュアルによると、正常に動作している最中はずっと点滅&点灯しているらしい。点灯はともかく、点滅はちょっと気になるかも。

設置したところ
(この写真は最終的なものなので、LAN線が2本つながっています)

●インターネットにつながった!

 次にルータの設定を行う。設定は今流行りにブラウザで行うので、まずはルータが見えるようにPC側のTCP/IPを設定する必要がある。ルータはデフォルトで、IPアドレス「192.168.123.254」、サブネット「255.255.255.0」になっているので、PC側では以下のように設定を行う。SMC7004BRにはDHCPサーバーの機能もあるのでそれを使う方法もあるのだが、ここでは固定IPを割り振ることにする。

IPアドレス 192.168.123.1
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.123.254
DNSサーバー 192.168.123.254

 これでブラウザを開いて「192.168.123.254」と打つと、システム状態画面が表示される。管理者用のパスワードを入力してログインすると色々設定は出来るようなのだが、とりあえず必要なのは、DHCPサーバーを無効にするのと、WANの設定をダイヤルアップネットワークにすること。あとは、ダイヤルアップ先の電話番号、ユーザー名、パスワード、必要ならDNSアドレスを設定する。こんな感じ。

 これで設定は完了!接続も成功!ホームページも見られるし、メールもできます。

●その後いろいろ

 とりあえず最低限のことはできるようになったので、もう1台のPCも接続。あと、パラレルポートにEPSONのプリンタ「PM-670C」をつないで、印刷できることも確認。プリンタを使うには、論理ポートを追加するためのドライバをインストールする必要がある。単純なIPプリンタとしては使えないみたい。あまり期待していた機能ではないけど、冷静に考えると、パラレルが無いPCでも印刷できるし、ノートPCなど普段はプリンタをつないでいない場合でもLANさえつなげば印刷できる。便利だねぇ。
 最後に、買う前から1つ疑問だったことについて。それは、モデム・TAの設定はどうするのかということ。今回は何もしていないのにつながったので詳しくは調べてないけど、ログを確認すると、どうやら、「ATE0V1」というコマンドを発行しているみたい。で、他にコマンドが必要な場合には追加も可能。DOS時代を思い出すよ。

●評価

 現在は、ここまでに書いたようにシリアルポートにTAを接続し、ダイヤルアップルータとして使用中。TAとDSUを内蔵していない分だけ安く、ブロードバンドルータとして使える将来性もあり、いい買い物だったと断言できます。個人的には、奇をてらわず設置しやすい形のデザインがお気に入り。

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